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「私家随想録」とタイトルを付けさせて頂いたpageですが、こちらでは店主の着物や染織に関する視線を何となく文章としたものです。
そもそも、弊店HPを開設した1999年8月にはBlogと言う存在もなく、HPの中で「店主の着物に付いてのお話」を掲載したのが、このpageを始めるきっかけででした。
恐らく、着物/染織に関するお話について客観的な情報は極めて少ないかと思いますので、知識としてご参考になるものではないかとも思います。
なお、掲載記事と掲載画像とは基本的に関係がありません。掲載画像はあくまでもイメージとして捉えて下さいます様、お願い致します。
手描き京友禅

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きものと染織のお話
着物の悦び
名古屋 呉服屋
Back.No_-31.
着物の悦び
本場大島紬
南風原花織帯:大城廣四郎

「コラム」掲載ページの画像に「着物と帯」のセットアップを掲載するようになって、これで3度目の更新となりました。この1年(2004年)は、何かと小忙しい毎日を送っていた為、コラム更新もままならず、新たなコーナーの展開も出来ませんでした。そんな訳でコラムページの更新は、楽しみにして居られる方が居られるようなのですが、唯々遅れて行っている訳です。

ただ、薄々気が付いていたのですが、私の駄文を期待しているのではなくて、画像の更新が随分と気になっている方も少なくないようなのです。その為、この秋(2004年)よりリニューアルした「紬の販売ページ」にも、コラムページ同様に「着物と帯」の参考コーディネイトを掲載するに至りました。ここでも、僅かながらも、私なりのポイント的な意見を掲載させて戴いています。
しかし、この「コラム掲載」に使用している画像と「販売目的ページ」においての画像とは趣旨目的がちっょと異なるので、同じ着物を掲載してもあわせる帯は意図的に変えていこうとは思っています。その点は「手を抜かない」積もりですので。。
さて。。こうした着物と帯の取り合わせは、この掲載を始めてから、そこそこの評判を得ています。実のところ、私的には、結構、不安混じりに掲載しているのです。それは、こうした着物と帯の取り合わせには、正論が見つけ難いからなんです。
また、帯が気に入っていても、着物の地色が装う方によっては合わない場合があります。顔写りなんて表現しますが、地色に依って装う者の「顔」が綺麗に映らない事があるのです。その場合、帯が気に入っていても、参考コーディネイトも「参考」にならない。また、私とは異なったベクトル・趣向で、着物を帯を組み合わせる事は当然の様にあります。
確かに、着物と帯を組み合わせる事で、それぞれの個性の活かし方や表現方法が具体的になるようです。ですから、「分かり易いですよ」と言っていただける事もあります。

着物の悦び
越後型小紋
西陣織九寸名古屋帯

着物専門店を営んでいても、着物と帯の取り合わせ、着物コーディネイトには手を焼きます。そもそも、着物を帯をセットアップで仕入れをしている訳ではないので、それを組み合わせようとすると、着物の善し悪しや売れる売れないの判断とはまた違った眼が必要になるのです。
ですから、この半年は、色々と勉強も致しました。私としても「自分自身で巧みだ」とは到底思っても居ません。「こんなところか...」と言う程度で手を打ちます。もちろん、冒険は致しません。ネット世界は常にOPENな為、危険なコーディネイトは避けたいのです(私的には個性的なコーディネイトは好きですが)。

ココ最近、着物を道具はなくて、ファッションとして捉える傾向がある様で、着物本が出版が相次いでいます。特に女優さんの着物本、文化人の着物本、着物評論家の着物本と色々あります。また、婦人誌には、常に「素晴らしい着物の世界」が紹介されています。こうした情報は、着物専門店としても、とても勉強になり、実は「うんうん..」なんて頷きながら、私自身もホームページの掲載ネタ捜しているのです。

また、着物と帯の取り合わせなどは、実は、その時代の傾向もあるので、「昔流」にこだわっていると、お客様の方が進んでいるなんて事もあるのです。
「着物には流行はない」と言われることがあります。確かに、「流行」はないと思いますが、時代の傾向や流れの様なモノはあるようです。それは、以前買い求めた着物や帯そのものが古く感じられたりする事ではないと思います。「いま風」の装い方、帯の使い方や着こなしが、「ひと昔」前と変わっているような気がするのです。

最後に。。先に申し上げたように、このHPのコーディネイトは、あくまでも「参考」として捉えて戴くに留めて欲しいのですが、こうしたコーディネイトを見る時にも意識して戴きたい事があります。
着物と帯のコーディネイト紹介を眼した時「好みの着物or帯」と言った単体に気を留め、そこから「こんな色彩であわせれば...」とか「こんな柄とか素材感で取り合わせれば...」とか、ちっょと発展的にイメージしてみる事です。要するに、好きな着物や帯からコーディネイトを演繹する訳ですね。これは当然なんですが、紹介されていたコーディネイトを丸ごと、装っても、なかなか実際には着こなす事は難しいのです。やははり、ポイントとなるのは、「好み」の着物であり、帯である為、「好み」の着物と帯を綺麗に演出する事がコーディネイト力なのです。
どんなに素晴らしい着物を持っていても、取り合わせ方に「気持ち」が籠もっていないと、魅力に欠けるのです。
好きな着物と帯に視点を置いて、そこから、どんな着物を...、どんな帯を...。そして、帯締めと帯は??? とイメージを膨らませるのが最高のコーディネイトへの近道ではないかと思います。

2005/01/** update
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着物の悦び
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