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紬の中には「気の遠くなる程」の行程を経て誂えられる「織」があります。
本場結城紬/手織は、もちろん、工芸職人・工芸作家の独自の技術と意匠・趣向が込められた作品として紬です。
 

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染織工芸織物.タイトル
線背景
本場結城紬地機織.タイトル
 
 
本場結城紬/地機
白亀甲絣(巾広)
 

繭から糸を引く事から始まる紬織。その作業工程のすべてが非生産的とも言える技法に依っているのです。それが"本場結城紬"なのです。都会の喧噪から遠く離れた、所謂"田舎"で、昔から伝えられた手作業ですべて賄われるのです。使われる道具も、近代的な"機械"ではありません。"手先"の延長としての"道具"を使うだけなのです。何から何まで"ひとの手"に依っているからでしょうか..、本場結城紬には"垢抜けた"印象はあまり感じられません。どこか"土っぽくて"、"不器用な"印象があるのです。

ただ、こうした本場結城紬が"野暮"な紬織で止まらない。"民芸的"な紬織で止まらない魅力が感じられるのです。"土"を想わせ、"不器用な"印象もある紬織に、"都"で織られた西陣織を適わせても、また、文人に愛好された更紗や間道などの帯地を適わせても、本場結城紬は馴染んでくれるんです。不思議な質感を保っている紬織物です。
この"不思議な質感"の理由は、惜しみなく手間を掛けられた本場結城紬には、製造に関わった"ひと"の"手"の痕が感じられるからなのだと思います。
名工の陶器を眼にしていると、機械的な印象は微塵も感じられなく、伝わってくるのは"つくり手"の息遣い。本場結城紬にも、機械的な印象はありません。唯々、素朴な"ひとのぬくもり"。

こうした質感は、真逆とも受け取れる程、都会的な環境にも馴染んでくれるのです。何もかも近代化され、利便性を求められ、時にデジタル化された街の中では、究極の"手仕事"に依ってつくられたものが馴染んでくれるのです。
それは、現代美術館と言う"箱"に納められた"作品"が典型的な例となるかと思います。
もちろん、演出というものもあるでしょう。でも、演出は"使う者"の試みである筈です。"使う者"の"演出"が巧みであれば、その"もの"は、"土臭さ"の中に"知的"とも想える"現代的なライフスタイル"が感じられるものです。

こちらで掲載をさせて頂いた本場結城紬も、まさに"土"を想わせる印象があるかもしれません。見た眼に「愛想もない」表情をしています。「絵柄」を想わせる絣が施されている訳ではありませんし、また、多彩色の格子に依っている訳ではありません。茶色系に染色された何種類にも及ぶ真綿糸を使い、経緯(たてよこ)に織り代えられながら、生地を織り上げられています。どの紬織より手間を掛けられて織られた生地は、眼に映る以上の質感を伝えてくれるのです。これこそ極上の手仕事。
しかし、着物は眼を近づけてみるモノではありません。特に、紬織物は、袖を通し、着るものであり、また、せいぜい遠目から「着姿」をみられるモノであると思います。しかし、この本場結城紬を眼にすると、ついつい眼を近づけてしまいたくなるのです。

この焦茶色系にて織られた格子状の織は、単純な格子以上の織物として極めて深い質感を伝えてくれます。これは、眼に付きにくい仕事にも手間を掛けられた効果であるのです。派手である必要もなく、輝く美しさを求める必要もない。けれども、「眼を近づけてしまいたくなる」生地の質感を保っているのです。
もちろん、生地としての本場結城紬を幾ら説いても仕方がありません。この本場結城紬は「着物」なのです。しかし、生地としての魅力的な質感は、着物となった際も、その期待感を裏切る事はありません。
一見、単調に想われる織物は、着物となった際に、帯と適わせられた際に、特有の深みを想わせてくれます。焦茶色なる単彩印象も、複彩色印象と見間違うほどの印象...、焦げ茶系を感じさせるも、それに留まらない色の深さを伝えるのです。
もちろん、この「織」。「格子」の大きさも、加減が良く、着物として裁たれた際にも、決して「平ら」な印象を想わせません。
この「本場結城紬」に掛けられたのは、結局は「着るための配慮」であるのです。

 
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商品番号 tykm_71004
本場結城紬/地機 100細工
価格 743,000円(税別/お仕立代込み)
丈 : 3丈3尺保証(約12.5m)
巾 : 1尺保証(約38cm)
寸法についてのお話、八掛地のお色目・納期などにのご案内は、弊店から発信させて頂く「ご注文内容ご確認メール」にて詳細にご説明をさせて頂きます。
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