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紬の中には「気の遠くなる程」の行程を経て誂えられる「織」があります。
草木染め/手織は、もちろん、工芸職人・工芸作家の独自の技術と意匠・趣向が込められた作品として紬です。

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重要無形文化財指定絹織物
本場久米島紬 タイトル
草木染め手織紬織物(小格子)
本場久米島紬/重要無形文化財紬織物
草木染め..、それも沖縄に自生している植物から抽出された染料だけに依って糸が染められる..、本場久米島紬が、草木染め紬織物である絶対条件なのです。

こちらにて掲載をさせて頂いたのは、福木を主たる染料とした本場久米島紬です。格子は、泥染めされた糸と福木にて染められた糸にて構成されています。
この格子を視ていると経の線は比較的シャープであるのに対して、緯の線は、不均等、不均一であることが判るかと思います。経糸に生糸、緯糸に真綿糸を使っているために、その様な織り上がりとなるのです。もちろん、手織..、杼(ひ)を投げることで緯糸を通して行く作業の表れでもあるのです。

手織、それも草木染め紬織物が、単純な構成であっても、不思議なほど、「奥行き」を想わせてくれるものです。単純な縞/格子であっても、また、殆ど単彩であったとしても、「それだけ」に留まらない印象が伝わってくるんです。
それは、"ひと"が糸と草木に関わった作業..、不均一かもしれないけれども、淡々と自然素材に真摯な姿勢で対峙すると言う作業に依って得られた姿形(すがたかたち)なのです。機械が、制作管理することでつくられるものと、決定的に違うのは、つくられた姿ひとつひとつに表情のようなものを眼にすることが出来るのです。

そうした「表情」を保った紬織物は、着物になることで、更に「ひと」..、袖を通す者に馴染んでくれるものです。薬を調合することで得られた色ではなく、大地から生まれた色は、ひと肌に、不思議なほど馴染み、そして、光によってその色の質をも変えてくれます。生地から着物となることで、それまでの"線"は、弧を描くこともあるかもしれません。また、それまで、経と緯だけであった線は、"斜"を憶えることもあります。しかし、"そうなること"は何もかも予定済みなのです。生地から着物になることで、この草木染め紬織物は、更に、「奥行き」を深さを想わせてくれる筈です。
商品番号 them_10006
草木染め紬織物
価格 \277200
丈 : 3丈3尺保証(約12.5m)
巾 : 1尺保証(約38cm)
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