勝山健史:九寸名古屋帯
『牡丹梔子石榴蓮花蜂文』
ご紹介している作品「牡丹梔子柘榴蓮花蜂文」は、加賀藩前田家が収集した名物裂写しです。
出典とされた名物裂は、明時代に織られた緞子の裂で、牡丹・梔子・実と花をつけた柘榴・蓮の花を段替わりに配した花卉文様が織り出されています。
装飾的に様式化された草花の図案は、たおやかで流麗な線を描き、宮廷的な品格と文芸的な美意識を感じさせます。
彩色を施していない織物でありながら、不思議なくらいに「色美しさ」が感じられます。それは、この作品に使われている「絹」の美しさと洗練されたデザインが調和しているからなのかもれしません。
この作品の出典とされる「裂」がつくられたのは明時代ですが、この作品には、時代性を思わせない眼に映る以上に現代的な美しさを予感させてくれます。着物と装う人を、知性的で、美しい空気感で飾ってくれます。
無地感覚、そして、素材の美しさを伝えてくれるお着物とあわせてお楽しみ下さい。
無地織のお着物、無地染め着物、模様散らし小紋、江戸小紋、付下など。
* | 勝山健史 制作:九寸名古屋帯『牡丹梔子石榴蓮花蜂文』との帯あわせ |
・ | 本場黄八丈(制作:め由工房-山下芙美子)とあわせました。 |
*下段のフォームよりご注文を承ります。
・ | この商品は、お仕立てを伴うご注文となりますので、お仕立て前のお手元でお品の確認対象商品に該当します。 「お手元でお品の確認」の詳細はこちらのPageでご案内を致しております。 |
・ | 送料は無料対象商品です。 |
・ | 名古屋帯のお仕立てには、以下のお仕立方法がございます。ご注文の際にご指定下さい。
帯のお仕立てについてはこちらのPageでご案内させて頂いています。 |
・ | 特に、ご指定のない場合は、名古屋帯仕立てとさせて頂きます。 お分かりにならない場合は、ご注文の際に「相談」をお選び下さいませ。 後ほど、詳細なご案内をさせて頂きます。 |
・ | 帯芯に硬さにつきましては、お品の素材を勘案して理想的な硬さの帯芯を提案致します。 帯芯の硬さにご希望がございましたら、お申し付け下さいませ。 |
・ | 帯のお仕立てに要する期間は、仕立屋に渡す日から起算して約14日をご予定下さい。 (「お染仕立て」の場合は24日以上をご予定下さい) お急ぎの場合は、ご注文の際にお申し付け下さい。 |
・ | こちらのお品についてのご質問などがございましたら、最下段の質問フォームよりお問合せを承っております。 また、直接、お電話によるお問合せも承ります。 商品に関わる内容だけではなくて、お仕立て方法、ご購入方法についても、どうぞお気軽にお問合せ下さいませ。 |
・ | なお、実店舗での販売もしているため、ご注文を頂いた時点で販売済みとなっている場合もございます。 この点に付きましては、ご了承下さいます様、お願い致します。 |