洛風林の愛すべき世界の文様 展

<工芸帯地 洛風林>の展覧会が京都で開催されます。

テーマは「洛風林の愛すべき世界の文様展」。
この展覧会では、現在制作されている帯地だけではなくて、その原案となった貴重な染織裂布をも展示される予定です。

場所はアンスティチュ・フランセ関西・京都 3F。
(旧 関西日仏学館)
京都市左京区吉田泉殿町8

アンスティチュ・フランセは、フランス政府が管理・運営するフランス文化センターで、その設立目的は「文化・芸術・高等教育における日仏交流」「フランスの制作物のプロモーション」「フランス語の普及」を掲げられています。
「アンスティチュ・フランセ東京」は神楽坂にあって、神楽坂にフレンチレストランやビストロが多いのも、古くからこの施設があるからと言われています。

今回の会場となる「アンスティチュ・フランセ関西」は、1936年に建設された白亜の洋館建築の建物(国の登録有形文化財)で、その建物の内部も戦前のフランス趣向に満ちています。また、お隣は京都大学なので、アカデミックで文化的な環境の中にあります。
そんなアンスティチュ・フランセ関西を会場に、洛風林が展覧会を開催するのは、世界の染織布から想を得て西陣織を制作した洛風林ならでは趣向だと思います。

会期中はどなたでもご覧頂けるとのことです。

 時 6月1日 (金) 11;00-18;00
2日 (土) 11;00-18;00
3日 (日) 11;00-16;00

洛風林についてのお話はこちらに掲載しています。

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