洛風林 制作:袋帯
連珠花文
連珠文様は、正倉院御物の中によく見られる(小さな珠が大きな丸文様を囲むように円形に並べられたデザイン)文様です。ササン朝ペルシャ辺りが起源とされ、中国を通じて渡来したものです。
こちらの掲載をさせて頂いている『連珠花文』は、正倉院御物から写された洛風林制作の袋帯です。円形のデザインと花紋様、ふたつの文様が上下左右対称系でデザイン構成されています。シンプルなデザイン性の中に、穏やかな華やかさと麗しき格調を伝えています。
この『連珠花文』を見ていて思い付いたのですが、万葉の時代、更に連珠文様の起源とされるササン朝ペルシャ時代より伝わる「珠」のデザインは、何処から生まれたのでしょうか? 珠=円のデザインを、自然界で見渡してみると、真珠、あるいは、月などを見付けることが出来ます。穏やかな白さ、静謐な空気感を伝える真珠や月のかたちを理想としてつくられたデザインだとすると、珠をデザイン構成することでつくられた『連珠文様』は、正倉院御物に遺されるに相応しい文様なのかも知れません。
* | 着物と帯のあわせ.. |
・ | 金彩霞み付下(制作:福田喜重)とあわせてみました。 |
・ | 真糊友禅花菱模様散らし付下とあわせてみました。 |
色無地のお着物、または、付下から無地織の絹織物などに合わせてお使い頂けます。
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・ | お誂え頂く帯地は袋帯の為、原則、お仕立寸法はございませんが、帯丈のご指定、ご相談がございましたら、ご用命の際に、必ずお知らせ下さいます様、お願い致します。 |
・ | 帯芯に硬さにつきましては、お品の素材を勘案して理想的な硬さの帯芯を提案致します。 帯芯の硬さにご希望がございましたら、お申し付け下さいませ。 |
・ | 帯のお仕立てに要する期間は、仕立屋に渡す日から起算して約14日をご予定下さい。 (お急ぎの場合は、ご注文の際にお申し付け下さい。 |
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