穀紗(夏帯):九寸名古屋帯
『瑞雲丸文』
穀紗は、「搦(から)み織」を用いた織物のひとつです(緯糸の間を経糸が捩ることで、経糸と緯糸に間をつくるイメージです)。その名称は、織り出された文様が、穀物(米)を並べたように映ることに由来しています。この穀紗の歴史は、古く、その原型は正倉院宝物の織物まで遡り、公家や神官の装束にも使われています。
こちらに掲載をさせて頂いている穀紗は、夏季とお単衣の時季にお使い頂ける九寸名古屋帯。そもそも、公家の装束などに使われている織物のため、宮廷的で、雅な垢抜け感覚を想わせ、また、搦み織がつくる透明感と単彩から憶えるイメージは清涼感を伝えています。
瑞雲文様は、古代中国の神仙思想を起源とした吉祥の兆しを暗示する文様です。この穀紗に織り出された瑞雲は、不定型な瑞雲のかたちを円型に収めることで整ったデザインに仕上げられています。この瑞雲文は、正倉院文様に由来ししています。丸文様としての美しいデザイン性は、有職文様の格調を伝えながらも、装飾的な文化の薫りをも漂わせています。
余所行き以上のお単衣/夏季のお着物とあわせてお使い頂けます。
色無地 絽小紋 絽付下 等々
* | 色は、オフホワイト系、日本色名では『卯の花色』に近い色目にあたります。 |
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