街角の枝垂れ桜と染井吉野

街角の染井吉野

 街角の枝垂れ桜と染井吉野

例年、『街角の枝垂れ桜』とのタイトルで弊店近くに咲く2本の桜をBlogに掲載していますが、前回の掲載はほぼ一年前。『街角の枝垂れ桜』の記事でした。
コロナ禍のせいで美術館や作家さんの個展が開催もなくなり、出掛けることそのものがすっかりとなくなってしまったため、Blogネタもなく、ずっとお休みしている状態だったんですね。
ようやく緊急事態宣言が解け、春めいた陽光の中で咲き始めた街角の桜の写真を撮影してみました。例年、同じ桜を撮っていますが、いつもそのかたちや色の加減は違います。
今回は、どうやら、昨年の冬頃に剪定が入ったみたいで、花の咲き加減に勢いが感じられませんでした。桜の下を行き交う人も、この2本の桜に、さほど気を留めることもなく、通り過ぎて行きます。例年、見ている私としては、少々残念な気分です。咲き加減に勢いがないだけではなくて、街の人に、コロナ疲れみたいなものが残っているのかもしれませんね。
昨年のBlogを振り返ると「来年のこの時季には、いつもと同じ春が迎えられるように祈っています」と結んでいますが、来年、2022年の春こそは、咲き乱れて、街行く人たちを楽しませて欲しいものです。

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