焼桐 舟型下駄
麻花緒

こちらに掲載をさせて頂きました下駄は「舟型」と呼ばれる形の下駄です。舟底の形に似ていることから、舟型下駄と呼ばれています。
裏底に下駄特有の「歯」もなく、丸みをおびている事と、足を乗せる天の形も真っ平らではないため、足に馴染みやすく、歩きやすい形になっています。

素材は、桐を使用している為、とても軽く、表面を焼いているため、素足でお使いになっても汚れや汗の痕が目立ちません。
下駄と言うよりも、御草履に近い感覚のお履物です。

花緒は麻生地から誂えています。
花緒裏地と前坪は、正絹の本天を使用しているので、素足でお使いになっても柔らかい質感が感じられます。