伝統工芸 有松絞り
天然藍染め 手蜘蛛絞り
藍染め:三浦鈴世
絞り:南 遙日
有松絞りの起源は、有松の「町」の始まりと密接な関係があります。
有松の町は、1608年に尾張藩が桶狭間村の支郷作りを奨励して出来た東海道筋の町なのです。しかし、有松の土地は農作に適していなかった為、農作以外の仕事として、木綿の藍染め絞りが始められたと言われています。
最初は、木綿を藍染めで絞った布を街道で販売する程度でしたが、時代が進むにつれて、絹絞りや藍以外の草木染めが使われるようになり、括りと染めの分業化が展開されて「有松絞り」が定着したとされています。
更に時代が下るにつれて、手拭い程度の絞りから始まった有松絞りは、複雑な括りを使うことで装飾的なデザインが施されるようになり美しい木綿の絞り染めとなったのです。
こちらに掲載をさせて頂いている藍染め絞りは、すべて有松の職人の括りで絞られています。藍染めは、古来より継承をされている天然藍染めを施しています。化学染料の藍染めではありません。
また、およそ100年前と同じ手法で制作された有松絞りですが、これは「復刻」ではなくて、「継承」によって制作された伝統工芸品としての天然藍の有松絞りです。限られた職人の仕事でつくられた有松絞りをお楽しみ下さい。
こちらに掲載をさせて頂いている有松絞りは、有松の伝統的な<手蜘蛛絞り>です。
この<手蜘蛛絞り>は、有松絞りの中でも、江戸時代初期から伝承されて来た最も古い絞りのひとつと言われています。絞りが細かい訳でもないのですが、白い綿布と藍染めのコントラストが、藍染めゆかた特有の雰囲気を伝えてくれます。
木綿に絞り染められていますが、藍染めのお着物感じでお召し頂けるかと思います。
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